自分を高いところへ持っていく

季節は慌ただしく過ぎていきます。

桜が咲き、今はもう葉桜に。今年の桜ははかなげに咲いていたと思うのは私だけでしょうか?

余震は毎日のように続いています。でも電車も短く点検をすることがあっても止まらなくなくました。慣れというのはすごいものだと思います。

仕事でも、基金訓練の講師、Bizステージの他にも、外部研修講師の仕事も始まりました。仕事量が飛躍的に増えてきている中、どうペースを保つのかが課題です。まだまだ修行が必要です。
 
そんな、忙しい時だからこそ、人との出会いも多くなります。古巣に挨拶にいったら、私の一年先輩方が営業部長と営業推進部長になっていて、揃って迎えていただき、時の流れを感じました。そして、Bizステージの収録でも、様々な方にお会いします。

今回ご紹介する本はBizステージ8月登場予定の澁谷耕一さんが書かれた経営者心理学入門 (KINZAIバリュー叢書)から。

澁谷さんは銀行に長くお勤めで、あるきっかけから、独立されて中小企業の事業計画の策定のお手伝い等を通じて、中小企業と金融機関双方にメリットを出す仕組みを作られています。

(あえて「あるきっかけ」と書かせていただいたのは、ここが澁谷さんをご紹介する時の重要なポイントになりますので、改めて別の機会に書かせていただきたいと思っています。)

この経営者心理学入門 では、金融機関にお勤めの方に、企業経営者とうまくお付き合いしていくために、「経営者はどんなことを考えているのか」を分かりやすく書かれています。


私のような弱小企業の新米経営者にとっては、先輩経営者の方々がどんな悩みを持ち、どのように試練に立ち向かっていているのか、大変参考になりました。

ご紹介したいところはたくさんあるのですが、今日ご紹介するのはpp54-55の3「自己啓発や能力開発のポイント」から(1)自分を高いところへもっていく。の章を。

最近、どうしても慎重になっていたのですが、経営者の仕事の高さが会社の全体の仕事の高さに帰結するのですから頑張らないと。と、同時にピラミッドを構成する社員全体のレベルが底上げされないと、経営者だけが高いところを目指すことはできないとも。

社員の皆さんが自分の力をつけ、より高いところで仕事をするようになることで、経営者の仕事もより高いところへもっていけるようになります。


やっぱり経営者も社員も揃って頑張って始めて高い山に登れるようになるのですよね。