「とびきり明確な指示を与えよう」

3連休もそろそろ終わりですね。来週末はもう12月です。最近も毎日のようにいろいろなことが起こっています。いいことでは新しい職場が決まったとか、結婚したとか、新しいことに踏み出すことにしたとか。続々と知らせが入って来ています。個人的にはよいことは懸賞で第3のビールが3ケース当たったことですかね。

悪い知らせもありました。個人的に辛かったのは風邪でしたか。珍しく2週間ほど引きずりました。


そして、新しいことにもチャレンジを始めています。ということで、一つお知らせを。今お読み頂いているこのブログについては今後、本のご紹介専門に変更して、総合ブログはアメブロにお引っ越しを考えています。柔らかいものと硬いものを分けて、より運営サイトの得意な分野で内容を展開したいというのが狙いです。

本はこのはてなダイアリー、講義の中身やセミナーの受講記ははてなブログ、総合サイト(身辺雑記とtwitterの流れ)はアメブロ、より個人的な話はfacebooktwitter経由がこちらも多くなると思います。)てな感じでしょうか。twitterからの流し込みはなう経由で、すでにアメブロでも始まっていて、こちらは今月くらいで打ち切ろうかなと思っていますので、もし私はfacebooktwitterは参加していないけれど、ブログでkomappyの動きを知りたいという方は、アメブロの方にブックマークを変えて頂くといいのかなと思います。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。


さて、この3連休中、献血のついでに(行き帰りと成分献血の1時間で)読んでいたのが、チップ・ハース、ダン・ハース著「スイッチ!」「変われない」を変える方法

これも2年前に買って積読だった本ですが、もっと早く読んでおけばよかったと思わせるエピソードが満載です。

たとえば「健康な食生活を送るにはどうするか?」アメリカ・ウエスバージニア大学の保険の専門家は、この効果的な方法を検討した結果、人々が行動を変える可能性が高いのは、求められている行動がとびきり明確な場合であることが分かっていたので、その突破口を牛乳に求めました。牛乳をホールミルクから無脂肪乳または低脂肪乳に変えるだけで米農務省の推奨する飽和脂肪の水準をすぐに満たすことができる。変えるのは飲食ではなく、購入行動。とにかくホールミルクに含まれる脂肪の多さを強調し、ローファットミルクを買おうというキャンペーンを張った結果、対象地域での低脂肪乳のシェアは18%から2週間のキャンペーン終了時には41%に伸び、半年後にも35%を維持していました。(pp25-27)

人を変えたければ、「もっと健康的に行動しよう」と訴えてもだめだ。むしろ、「次にスーパーの乳製品コーナーに立ち寄ったら、ホールミルクではなく低脂肪乳に手を伸ばしなさい」というべきなのだ。(p28)

この本には行動を起こす、変えるための実戦的なアイデアがたくさん詰まっています。リーダーの皆さんにぜひお読みいただきたい一冊です。