「駅そばは日本の縮図」

WEBや本屋で、何の気なしに本を眺めていると、「あっ」て本に出会うことがあります。

今日ご紹介するのはそんな中から。

「ご当地「駅そば」劇場―48杯の丼で味わう日本全国駅そば物語 (交通新聞社新書)」

全国各地の駅そば情報が満載。関東風と関西風の汁の境界線と、青ネギと白ねぎの境界線は違うなどのデータも面白い。さらに、この本のいいところは、そのそばを作ったりゆでたりしている人の話が満載で、駅そばにかける思いが伝わって来て、そばのぬくもりが感じられるような本です。

忙しい都会人のために。手ごろな価格でおなかを満たしたい学生のため。無人駅をなんとか活性化したい、街おこしの起爆剤にしたいという地元の方々の願い。一杯のそばには、そんな様々な思いが詰まっています。

旅好き、そば好き、ファーストフードの中でも特に駅そば好き、という方、ぜひご一読を。

私がこの本の中で唯一いったことがあるのは・・・

写真からもぬくもりが伝わってきますね。