たったひとつの方法???

タイトルに惹かれて「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を読みました。


著者の橘玲さんの本は永遠の旅行者〈上〉 (幻冬舎文庫)のように、経済や税の知識にもとづいた小説で知っていたので、この本ではどんな意表をついた結論が来るのか楽しみにしていました。

序章からの自己啓発で果たして能力は向上するかなど、この後どうなるかなと期待させる運びではあったのですが、正直結論はちょっと物足りなさ、寂しさを感じさせるものだったのかな。と私には思えます。

中にはこんな厳しい評もあったりして。。。

「たったひとつの方法」ってタイトルにありますけど、生き残る方法ってそんなにシンプルで、こうすれば絶対大丈夫ってものではないのだなと再認識させられた本です。そういう意味では読む価値はありました。