「自分の弱さを理解し過ちを認めることで自分自身を知りなさい」

昨日のエントリーでここ1年たくさんの人にお会いしたと書きましたが、たくさんの方と知りあう要素の一つとして、ラジオNIKKEIさんの商品関連番組を担当させていただいていることがあります。考えてみれば、ラジオNIKKEIさんで番組ディレクターを始めたのは去年の夏。それまでは局の方ですら知っていたのは数人。そこから水曜日の「マーケットトレンド」では週替わりのコメンテーターの方とお会いし、つい先日終了しましたが、「コモディティ・ナウ」では毎週別々の商品先物投資会社の方が解説にやってきて市場動向を分かりやすく話してくれました。

この方々の話について行くため、足りないながらも新聞の市況欄を眺め、本も読んでいます。新しい世界を知る大きなチャンスをもらったと思っています。


今日の本は商品の投資といえばこの人、ジム・ロジャーズ著人生と投資で成功するために 娘に贈る13の言葉のご紹介。投資もそうですが、今基金訓練ではキャリアコンサルも担当していますので、人生訓のインプットという一石二鳥を狙った選択でもあります。


この本は自分の娘に対して、ジム・ロジャーズ氏がメッセージを残すという形で構成されています。ですから、細かい投資の話というよりは生き方をアドバイスするものとなっています。

今日のタイトルはこの本のp106、10章の標題からです。

私たちは誰でも間違いを犯す。自分の間違いを素直に認めることができるかどうか、鏡に向かって正直に答えてごらん。もし、間違いを素直に認められないまま大人になってしまったら、人生も投資も--特にマーケットは--厳しい試練を与えることだろう。間違いに気づいたときは、素直にそれを認めて、すぐに正しい道に方向転換をするんだ。(p109)

ミステークが多い、自分には耳の痛い話です。間違いを認める。つらいけれど、やっていかないと。

投資はともかく人生訓には満ちた本です。