絶望→希望→楽観→フロー

たまたま昨日の授業で、基金訓練基礎コースの「働き方を考える」という教科の教材に「EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)」という本を使っていたのですが、「希望」についての次の章に「楽観」についての説明が載っていました(p142)

楽観も希望と同じで、後退や挫折があっても最後はうまくいくだろうという強い期待を維持できる能力だ。EQの観点からいうと、楽観とは困難に直面したときに無気力や絶望や抑うつに陥らないよう自分を守る体制を意味する。そして希望と同じように、楽観は人生に恩恵を持たらしてくれる(もちろん、これは現実に裏付けられた楽観であることが前提だ。根拠のない楽観は破滅につながる。)

努力をしているとか、布石を打っているとかしていれば今はうまくいっていないように見えても、最後にはいいことがあると思えるのかもしれませんね。楽観って決して物の考え方だけではなく、準備や行動も必要だというカッコがきに共感を覚えました。


この「楽観」に続く話が「フロー」です。
フローとは簡単にいうと「忘我の境地」というか「物事に集中してわき目もふらず物事が実行できる状態」とでもいいましょうか。

こちらは昨日からソフトパークのホームページで、手に入るようになった副理事長 織田先生の「フローを呼び込むやる気の科学」に詳しく解説がされています。

また、ラジオNIKKEI「Bizステージ」の「ビジネスリーダーへの道」の第12回でも取り上げられています。

振り返れば、去年から今年にかけて、プライベートも仕事も問わず「絶望」「希望」「楽観」「フロー」、そんなことを考え続けている気がしています。

この本はシンガポール旅行の最中読み返していたこともあり、私の場合「本」、「会社」、「NPO」、「ラジオ」、「旅行」、「プライベート」そんなものすべてが相互に左右しあい、複雑に入り組みながら日々を過ごしているのだなということを再認識しました。

だから、かばんの中身同様、日々の行動も整理がつかないのかも・・・。