「とにかく外に出よう」

7月の旅行帰りあたりからとにかく人に会おうと心がけてきました。流れを変えないといけない。公私ともにと思っていましたので。
最近そのせいか少しづつ動きが出てきたかもしれません。

その反動で本は少し読めなくなってきていますが、どうしても読みたいと思って気になっていたタイトルの本にやっと手を付けることができました。

残間里江子「人と会うと明日が変わる」

残間さんといえば山口百恵「蒼い時」のプロデューサー、田中角栄氏との単独インタビューなど、編集・プロデュースの世界で話題をたくさん作ってきた方。その残間さんがインタビュー・取材のコツ、心構えなどの実践的アドバイスを書かれているので大変参考になります。

でも、それ以上に印象的なのは、どうして残間さんがこれだけ人に会うことができるのか。人に会いたいと思うのか。人に会ったことで残間さんがどう変化し、どう成長し、何をつかんだのか。といったことです。

その中で今日紹介するのは、pp60-64「つらい時はとにかく外に出よう」から。

今まで出会えなかった人に出会い、思いもよらない価値観に遭遇することで、これまで突き崩したくても突き崩せなかった堅牢な自分に変化が訪れることがあるのだ。

前に進み難くなったら外に出よう。

考えが後ろ向きになったり、止まってしまったら、扉を開けて外に飛び出そう。

そこには自分がまだ知らない自分との出会いがあるかもしれない。


何かをつかむために、まだまだ外を向いていたいと思っています。