「アウトプットがチャンスを呼ぶ」

この2年弱の間、様々なところで「教える」ことにチャレンジしていました。
まずは自社内研修からスタート。そして弊社の職業訓練、企業研修、他社さんからの職業訓練講師依頼と徐々に幅が出てきています。この半年に限って言えば、1週間に講義がひとつもない週は1−2週しかなかったはずです。


ネット系での発信も、ブログを1年とちょっと。そして休眠していたtwitterを再開し、つい2か月前に始めたばかりのfacebookを加え、こちらも3つのメディアのどれかでは毎日何かしら、情報を出しています。

これは呼吸と一緒で、「出せば吸い込む」必要が出てくるから。授業でひとつネタを使えば、次には二つ・みっつとどんどん仕込んでいかないとなりません。
ブログで何か書くために本を読むこともあるわけですが、でもブログだけでなく、それが講義や日常でのちょっとしたネタにもなってと、どんどん広がりが出てきます。あるところのために使った材料でも、別のところで別の料理方法で使ってみると、また輝きが出てきたりして、使えば使うほど新たな発見があるのも「ネタ」のよいところ。さらには「教えること」それ自体も社内外の研修の成果を今後、別の形でいかせないかと現在急ピッチで準備中です。




さて、今日ご紹介する本は明日、フィナーレを迎える基金訓練基礎コースのため「職業を考える」ネタにならないかなと買っておいた本から。

矢尾こと葉著「天職は身をたすける!」―好きなことを仕事にする方法

矢尾さんは、現在はレイキ(気功)カウンセラーでエッセイストとしても活躍中。「天職さがし」をしているうちに、普通のOLから、「週3日勤務、4日休み」の生活に。そして独立。当初は副業くらいのつもりで小さくやっていたのに、だんなさんの療養生活・会社退職を機に、活動を本格的にされたそうです。
今では天職をつかみ、そして「じぶんらしい生き方」をされていることが伝わってくる、エネルギーに満ちた本です。

タイトルでご紹介した「アウトプットがチャンスを呼ぶ」はこの本の第三章から。

押しても引いても、物事がうまくいっている感じがしないとき、私たちは焦り、われを失いがちになります。とくに強い願いをもって努力しているときは、よけいにストレスを感じますよね。ですが「ときが来る」という言葉もあるように、ぴたっと合うときが必ず来ます。
 夢実現や願望実現のコツはあきらめないこと。最善のタイミングがやってくるときのために、できる準備をしておくことが大切で、その準備の一部が、私はアウトプットをしつづけることだと思うのです。(pp148-149)

そう、私も情報発信の一つのかたちであるこのブログのおかげでもネットワークが広がったりもしています。まだ大きく羽ばたくまでは行っていなくとも、徐々に地力がついてきているかもと思えるようにはなってきました。


そういえば、ブログの書いた内容で、読みたい人が集まってくる。なんていうこんな記事も。(β2「因果の逆転、アジャイル、小さく回すこと」



私もこれからも情報発信を続けていきたいと思います。できる範囲でこつこつとにはなってしまいますけれど。