石油が維持する秩序

昨日はいい天気でした。今週は木曜日から久々の遠出ですので、その前にもうラストになった梨を買いに行ったり、スーパーに行ってさんまを買ったりと頼まれごとをやりつつ、自転車であちこちを移動していました。合計で自転車4時間近く乗ってたかも・・・。

風を切って移動するのに、今が一番いい時期ですね。そんなことを思いながらも、本も読み進んでおりまして、今日紹介するのも引き続き、養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)から。どこかフレーズもご紹介しようかなとも思ったのですが、今回は気になった後半部分を自分なりにまとめてご紹介。

石油がアメリカの文明を作った。その石油を巡って戦争が起き、使い過ぎで地球温暖化が起こり、機械が働き人が動かない生活が、脳の外部、特に骨格筋系の働きを退化させる。エネルギー問題の解決は、移動を少なくする地産地消が決め手になるが、その時になるまで、現代人特に日本人は手を打たず、そのときを迎えて、イチかバチかのかけにでざるを得なくなる。その一例が、日本の太平洋戦争に至る流れではないか。後半を読み進めてみて私にはこんなメッセージを感じたのですが・・・。

養老孟司の大言論(3)巻も楽しみです。