「自分なりの最初の一歩を踏み出せば-もう物語は始まっています」

思えば私の生き方って、背伸びの連続なのかも知れません。

大学に入って、ラジオ局にもぐりこみ、自分には本来できないはずの大きな仕事をいくつか任せていただいて。その局を飛び出して、新しい世界へ。MBAも診断士もとてもとれるとは思っていなかったし。就職もなんの保証もなかったですし・・・。

今、私がこうして暮らしていることは皆さんの支えと、幸運と、自分の勘違い。勘違いとはもしかするとこの本が言っている「宝くじは買わないと当たらない」とか、「機は熟すことなどない」といった言葉と共通する考えなのかもしれません。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義をなんとか読み切りました。この手の本はアメリカ流の超ポジティブ志向が貫かれていますので、読みずらいといえば読みずらいところや押しつけがましいところもありますが、考え方としては共鳴できるところがたくさんあります。

そして、こういう訳本は最後の解説や訳者のあとがきにいいことが書いてあることが多いと個人的には思っています。
冒頭の言葉は解説の三ツ松 新さんの最後の締めの言葉から引用させてもらいました。(p231)


人によって負えるリスクも目指す途も違っているわけですから、自分なりでいいのだと思います。勇気を持ってその一歩が踏み出せれば・・・きっと新しい世界が広がっていると思います。

あ、帯にもいい言葉が書いてありました。「いくつになっても人生は変えられる!」