幸せや成功というものは、何かを手に入れるからなれるものではない。

自分の考え方を、本が説明してくれる時があります。自分がそうかとか、できているかどうかは置いておいて、でもきっと「幸せ」ってそうなんだよな。と思える本に出会いました。

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣がその本。ストーリー自体はある意味、わかりやすいというか単純というか、ものたりなさも覚えてしまいます。ただ挟まっている作者喜多川泰さんの考え方に共鳴できます。歳をとったからなのでしょうかね。とちょっと照れてしまう内容ではあるのですが。


泣くほどつらい経験をたくさんしたからこそ、人は優しくなれる。(p39)

人間が他人と接するときの気持ちは必ず伝わるようになっています。(p71)

(福の神が憑く条件は)
「人知れず他の人のためになるいいことをする」
「他人の成功を心から祝福する」
「どんな人に対しても愛をもって接する」(p169など)

1時間もあれば読めてしまう本です。もし、自分はなんで不幸なんだろうとか、ついていないなぁという方にもお勧めなのかもしれません。幸せになるための出会いのきっかけは、準備ができた人にしか訪れない・・・もしかするとまだ自分も準備不足なのかなぁ?