「惚れればどんな苦労でもする。」

ふと、思い立って自転車でお見舞いに行ってきました。

家からそこまでおよそ1時間弱。
涼しいこの時期にはぴったりのいい運動になりました。

行きはgoogle mapを見ながらでしたので、比較的スムーズ。でも帰りは、勘で帰ろうとしたら、予想通り迷いました・・・。そんなことをしているとあっという間に日が暮れて。家に戻ったら各方面からの電話数件と、メール数件の処理で今日という日が終わっていました。

でも朝は庭の手入れもほんのちょっとだけしたし、充実していた一日でした。


さて、おおとい紹介した渋沢和樹氏「挑戦者」の紹介の続きをしましょう。
稲盛氏は第二電々の立ち上げを決意すると、競合となるJR系や道路公団トヨタ系と違って、京セラには、通信をいままでやってきた人材はいなかったため、優秀な通信技術者、財務のプロ、役所とのパイプになりうる人材をイチからスカウトしました。そして、自社の若手からも見込みのある人を第二電々に投入しました。

ある日、なぜ自分が京セラから選ばれてDDIに行くことになったのかを、当時の若手がのちになって稲盛氏に聞くシーンから、今日はご紹介。

「人間には三種類いると僕は思っていてね。僕みたいに自ら燃える自燃性の人間、火を近づけるとぼおっと燃え上がる可燃性の人間。火をつけても燃えない石ころみたいな不燃性の人間。(中略)せめて私が一時間二時間喋ったら、一緒になって燃え上がってくれる人間でないとね」
(中略)
「しかし、燃えたり感動したりするからこそ人間は難しい仕事に長期間耐えていけるのであって・・・恋をしたことがある奴にはわかるだろう?惚れればどんな苦労でもする。それを苦労だと思うような奴はもともと恋愛なんかできない」
(pp174-175)

私を分析してみると、うーん勝手に仕事を見つけて頑張るという意味では自燃性、刺激を受けると頑張る可燃性でもあるかな。。。でも正直石ころみたいなところも、特にプライベートではありますね。本当は苦労は買ってでもするタイプ。なのに。

せっかくですから、この秋は変化してみましょうか。と思わせぶりに書いてみたりして。。。ま、これもブログ人格(8/17のエントリー)というやつですから、あまり本気にはしないでくださいね。


明日も挑戦者からの紹介、続けます。