価値のある失敗を奨励する

金曜日から日曜日にかけては結構な移動距離がありました。(動いたのは名古屋と千葉だけはなく、数か所寄り道もしてますので。。。)

こういうときは読書が進みます。今回は2冊の本と1冊の雑誌を読み終えました。

今日はそのうちの1冊「なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力」のご紹介。この本が書かれたのは2008年(日本語訳は2010年刊行)ですが、震災直後から、今回の危機管理のまずさもあってこの本の注目が高まりました。

まずこの本の優れているところ。それは目次の前にある「はじめに」のpp3-9までを見ると何がいいたいのかのまとめがされている点だと思います。時間のない方は、その中の「リーダーが身につけるべき7つのスキルと能力」をチェックして必要そうな章を見ると効率よく吸収することができそうです。(私は一応全部の章を読みましたけれど。)

私が注目したのは第6章の「価値のある失敗を奨励する」。

冒頭にはこんなことばがあります。

                    私は失敗したことがない。
ただ、一万通りの役に立たない方法を思いついただけだ。
                         ---トーマス・エジソン

そういえば土曜日、友人は私にこういってくれました。

「チャレンジすること、失敗することはとっても重要。
それに加えて、失敗したと思った時の引き際がとっても大切だよ。」


経営する立場ではこの加減が本当に難しく、悩ましいところです。






さあ、暑い熱い1週間のスタートです。