「ボクのため なんかじゃない」

昨日は、秋葉原で異業種交流会に参加していました。
言葉を大切にするNPOの方とお会いしたりして、やっぱり出会いは大切だと思います。

さて、今日は絵本からのご紹介です。


タシエス著、横湯園子訳「名前をうばわれたなかまたち」

作家タシエス氏はスペイン生まれの絵本作家。強いタッチで強烈なインパクトのある絵を描きます。
その絵ですが、ストーリー中、ほとんど顔がリンゴに置き換わっています。
きっと子供の人権の問題って、日本だけじゃないのですね。

顔を取り戻すってどういうことでしょうか?
是非、大人のみなさんにも考えてもらいたい、読んで欲しい本です。

訳者の横湯氏は、児童心理学を学校の場で活かし、その後、研究室に入って研究・実践ともに後進の指導にもあたられてきた方。あとがきのメッセージ、横湯先生らしいです。こういう形で恩師がお元気でいられることを知るのは大変うれしいことです。